TREKOと自転車旅

写真を撮りながらのんびり走っている記録。と、いろいろ。

初めての300キロブルベ

6月11日の記念ブルベに出る前に300キロ走っておきたい!という気持ちがあって5月21日のブルベに参加してしました。

最初はひとりで参加する予定だったけど最近ときどき一緒に走っている女性が参加することになり一緒に走ることにしました。心強かったです。

まだ5月で天気予報も微妙だったため新しくレインジャケットを購入。

あとは補給食を少々とモバイルバッテリー、ライト用のばってりー、予備ライト、ライト関連の荷物が多くなりサドルバックはパンパンになってしまった。

前日は10時にベットに入り当日2時30分に起床して3時30分に迎えにきてもらった。5時ごろに徳山港に到着、いつも朝は食欲がなくて無理やりおにぎりを食べて支度をしてブリーフィングへ。走り切れるだろうか、。1年半くらいに1度だけ300キロ走ったことがあるけど、最後は全然走れなくてグダグダだったことが脳裏をよぎる。しかもその時より走り込めていないし体重も増えている!。

一緒に走る仲間は初めての300キロで最長は180キロ。でも若さと身体能力があるので心配はしていなかった。

 

〜60キロ

スタートから50キロくらいまではほぼ平坦なので、どうしても集団走行になってしまう。そしてかなり貯金できてしまった。(時間を)登りで足をつかってしまう。

前に人がいるだけで、どうしてもついていきたい気持ちになりついて行ってしまった。足は使ったけど時間に余裕ができたのが後々まで助かった。

脚が微妙に攣りそうな予感がしていた。

茶畑

*茶畑が山口県にあったとは知らなかった!試走のときに寄らなくて良かった。感動!*

〜86キロ

秋吉台に出るほっそい道をのんびり登る。(気持ちは必死)

そこまではほぼ平坦。以前この細い道を走った時はひとりで心細かったけど、今日は前にひとがいるという安心感。

試走で走った時はひとりで怖すぎたので大音量で音楽をかけながら走った。がさっというたびにビビりまくり。今となっては懐かしい。

秋吉台

*ブルベ当日は雨も心配していたけどずっと天気が良くて走りやすい気候だった。*

 

〜143

117キロ地点にPC1がありお昼だったのだけど食欲がなく蕎麦を選んだけど半分くらいしか食べれなかった。心なしか胃がいたい。

ここら辺が疲労のピーク、両脚が右左と攣りはじめる。

広域農道のアップダウンをなんとかやり過ごす。

踏むと痛みが走り回しながら回復するということを何度もすることになる。平坦でケイデンスを上げてもこの症状が出るので厄介だった。後ろにつかせてもらって最後のフォトチェックでかなり回復した。

〜157

191号線は相変わらず走りにくい。

試走した時と比べて時間が早いせいか車の量は前よりも少ないけど多い。おまけに南風が結構きつく向かい風となっていた。サイコンに方向を表示しているんだけど南だけではなく東からの風もきつかった。こんな時ってどこ走っても向かい風のような気がする。

巡航速度は23−26の間を行ったり来たり。

PC2でカニかまぼことか塩気のあるものを投入。

胃が気持ち悪い。

〜194

人道トンネルまでの下関市内がほんとに辛かった。向かい風に道の悪さ微妙なアップダウン車の多さ。関門海峡大橋が見えた時は嬉しすぎてテンションが上がる。

人道トンネルは約1キロありテクテク歩く。

北九州にはいってから後ろにつかせてもらった。わたしは地図を見ていてもPCのコンビニを間違ってしまう。地図の読めなさをなんとかしなくては、。

 

人道トンネル

 

〜256

PC3のコンビニを出てすぐにのぼり。

ここからわたしが先頭だったのだけど登り区間は引けずすぐに交代してしまった。登りの脚が絶賛品切れ中。(補充はなさそう)そこから日が落ちるまでいい感じで走れる。登りもそうキツくないため充分脚を休めることができた。

日が落ちてからは明るいライトをつけていたので交代する。今回のためにライト類を追加で購入していたので明るさには全く不安がなかった。暗い道でも不安なく走れた。ちなみに追加購入したライトは全く使用しなかった。日が落ちてからゴールまでの時間が6時間くらいだったので出番がなかった。それと、暗くなると割と走りやすかった。道のせいかも。

PC4のコンビニでご飯休憩。わたしはカルピス飲むのが精一杯。胃の痛さが半端なく限界にきていた。

〜300

国東半島の登りまで44キロ。30キロは平坦。時間はかなり余裕があったのでのんびり行くことに。10キロ走って休憩、5キロ走って休憩、胃が痛く休憩しながら出ないと走れなかった。あとはのんびり暗闇を楽しみながら(?)坂道を登る。国東半島を走っている時に見た星空がすごく近くて感動した。そして思いのほか車は走っていた。

そこらへんから睡魔が襲ってきてうとうとっとしながらも最後の下りで一瞬目が覚めて無事ゴール。18時間23分でした。

 

 

4時20分のフェリーまで3時間くらいありずっとうとうとしていたけど胃が痛くて結構辛かった。食べれないのが原因だと思うので次回の時はしっかり食べれるように工夫したい。

床を特大船虫が這っていてちょっと怖かったけど、見たことのない色合いで珍しかった。白と黄土色のツートンカラーだった。明け方には消えていたから夜行性かな?

フェリーに乗ってからはすぐに意識がなくなり目が覚めたら6時だった。胃はかなりよくなっていた。終わってしまえば全てが楽しかった!一緒に走ってくれたRさん、スタッフのかたに感謝です。